☆8/25(日)
山陽本線→姫路→小豆島(福田港〜二十四の瞳映画村〜池田〜福田港)山陽本線→姫路→小豆島(福田港〜二十四の瞳映画村〜池田〜→姫路(泊)

 日付が変わって、旅客の東静岡駅隣接の静岡貨物駅で、ハイパーミニを載せたコンテナ貨物列車(列車番号1069)が停車しているのを車窓から確認。ここで追い越すことに。
 先頭に見えた青白ツートンの
EF66形(100番台)機関車に「無事に運んでよ!!」と念を送ります。
 この電気機関車の最高出力は実に3,900kw、最高出力24kw(33ps)のハイパーミニのざっと162.5倍のパワーで愛車を姫路へと運んでくれるのです。
 しかし、同じ電動車両ながら物凄い違い。機関車は架線から電気を取れますが、電気自動車も、電源の問題さえクリアーすれば、もう少し大馬力のモーターも積めるんですよね。

 姫路駅着は早朝5:28。殆ど眠れず、かなりの寝不足。駅前のホテルに荷物を預けましたが、一緒に洗濯物を預けたら、後でフロントからケイタイに「日曜はクリーニング休み」の連絡が来たりして、慌ててホテルへ引き返すなど、すっかりドタバタしてしまいました。
 朝食を摂るにも店なんか殆ど開いておらず、無駄に駅前から山陽電鉄の方まで歩き回って時間を食われ、結局、JR姫路駅ホームの立ち食いソバ(しかもソバ粉の代わりに小麦粉使用……おい!)。

 1駅戻った御着(ごちゃく)駅からタクシー5分、姫路貨物駅(
地図)に着いた時にはコンテナ貨物列車到着の7:27をとうに回っていました。
 しかし、珍しがって集まってきた貨物駅の駅員さんらと話も弾み「その辺ひと回りしてみて」のリクエスト通り、クルリと走ってみたら、その静かさに皆さんで感心していました。

 「また利用したってや!!」の言葉と笑顔に見送られて、姫路市神子岡前(みこおかまえ)の「ひめじエコ・ステーション」(丸三レンタカー様内)へ。
 ここで日産チェリー佐用販売の小林専務様と初対面。しかし間もなく毎日新聞の
記者さんが現れ、イキナリ取材されることに……もうびっくり!!
 翌朝の朝刊の地方面に載ってしまいました(
画像

 インタビューが済むと、重い荷物(非常停止用三角板さえも)降ろして預かってもらい、姫路港から
小豆島急行フェリーの「おりいぶ丸」で小豆島の福田港へ。片道1時間40分の船旅です。
 ハイパーミニは「長さ3m未満」の区分に入ってしまうので、航送運賃も格安です(But,ネット上に10%割引券があったとは!!知らなかった……)。

 福田港から東の海岸沿い――と言っても崖の上が多く、4つぐらい峠があった様な――を走り、途中、地元の醤油メーカー、マルキン醤油に寄って見学&醤油ソフトクリームに挑戦!!
 これがミスマッチな様でいてオイシイこと!!売店では何人も並んでました。

 更に岬の方へと南下して「岬の分教場」、続いて「二十四の瞳映画村」を見物。クルマに戻ってくると、ドアガラス下辺に高松行カーフェリーの割引券とガイドマップが挟んでありました。見ると、周囲のクルマにも……。頑張って営業してますね。

 15時を回ってハラペコでしたが、池田にある道の駅「小豆島ふるさと村」に、名物の手延そうめんが食べられる「手延そうめん館」があると聞き、クルマのバッテリー残量計とニラメッコしながら、何とか行って来られるだろうと目星をつけて、何も食べずに出発しました。
 この日の車内、炎天下でもエアコンはひたすら我慢(ああ、食欲って強い(爆))、左の「ゆずり車線」に待避したりして、根気強く低速を保って進みます。最後に上り坂がありましたが無事に道の駅到着。手作りのそうめんの美味しかったこと!!

 帰りの福田港のフェリー乗り場は混んでいて「キャンセル待ち」と言われたものの、何とか17:15発の便に乗れることになりました。
 もうギリギリ、いちばん後ろの列に何とかクルマを停めて無事出港。しかし、返ってそのお陰で、船の後ろに続く白波とハイパーミニを、1枚の写真に収めることができました。

 暗くなってから「ひめじエコ・ステーション」に戻ると、小林専務様の伝言で、ホテルへの足にと、レンタカー用の電気自動車・スバル サンバーEVが無料で用意
されていてびっくり!!
 しかしナビ無しでは道がよく解らず、結局泣く泣く辞退したら、社員の方がわざわざ別の車でホテルまで送ってくださいました。

 そうそう、小豆島でエアコンOFF・上限40km/hの低速走行に徹したら、73kmちょっと走って、まだ20%の電気が残っていました。
 単純計算で0.8で割ると、航続距離91km余ということになり、これは新記録です。